リフォームで和室から洋室へ!和室リフォームのポイントをご紹介

皆様こんにちは!茨城県筑西エリアを中心に「住まい」に関わる事を専門としリフォーム工事を行っている株式会社Ark Lab(アークラボ)です。

使いにくくなった和室を洋室にリフォームしたいという方は、年々増加傾向にあります。

和室は趣があって良い反面、畳はカビやダニが発生しやすく、
アレルギー体質の方などには悩みの種になりがちです。
また、車いすで生活されている方にとっては全面フローリングの方が過ごしやすいことから
和室を洋室へ変更するケースが見受けられます。

そこで今回は、和室から洋室へリフォームする際の費用感や気を付けるポイントをご紹介します!

和室を洋室にリフォームするメリット

和室を洋室にリフォームすることによって、ダニ発生のトラブルなどが解消される他、
家具を置いても跡が残りにくいというメリットや、傷みやすい畳や障子、襖の張り替え費用が要らなくなるといったメリットがあります。

この章では洋室にリフォームするメリットをいくつかご紹介します。

清潔感を保てる

畳はダニにとって快適な環境です。

掃除機をかけても掃除の手が届くのは表面だけになります。
さらにダニは危険を察知するとさらに奥に潜ってしまうため、完全に駆除するのは難しいかと思います。

その点、フローリングであれば掃除がしやすく、ダニやカビが発生する可能性も低いため簡単に清潔を保つことが可能です。

メンテナンスが楽になる

和室の場合、畳や障子の定期的なメンテナンスが必要になります。
障子は破れたり見た目が古くなれば張り替えが必要ですし、畳は日頃の掃き掃除、年2回程度の天日干しが必要になります。

洋室は基本的にフラットな造りなので、掃除もスムーズです。
掃除機とフローリングワイパーがあれば日常的な掃除は事足りますし、天日干しなどの手間もないのでメンテナンスが非常に楽になります。

ライフスタイルに合わせた部屋づくり

洋室はシンプルな造りが多いため、ライフスタイルに合わせた部屋作りが可能です。

小さなお子さんがいるご家庭ならカーペットやラグを敷けば、床に座って遊んだり寝転んだりも可能なうえ、お年寄りの場合は布団よりもベッドの方が立ち上がりやすい、布団の上げ下ろしをしなくて良いといった点で好まれます。

和室から洋室へリフォームする際の費用感

和室から洋室へのリフォームの場合、約80%が60万円以内で収まっています。
また、和室から洋室へリフォームするケースで一番多い価格帯は5万円~20万円ほどとなっていますが、リフォームする部位によってかかる費用は大幅にかわってきます。

畳をフローリングに張り替える場合

和室から洋室へのリフォームで一番に行うのは、
「畳からフローリングに変更する」リフォームかと思います。
畳からフローリングにリフォームするだけで一気に洋室らしくなるため、フローリングにするだけで和室のリフォームを終える場合も多いです。

◎フローリング張替えの費用相場

フローリングに張り替え…13万円~15万円

※フローリングに張り替える場合には、使用する素材によって費用が大きく異なります。

壁や天井を洋風にする場合

畳をフローリングに張り替えた後に気になってくるのが壁や天井です。

特に天井は横になった時や、他の部屋から見た時に目立つため、
床をフローリングにしただけでは悪目立ちしてしまうことがあります。

近年の和室は多くが合板に木目調のシートを貼っているだけですので、上から塗装する、壁紙を張るといったリフォームを安価で行うことが可能です。

DIYで張り替えも可能ですが、和室の天井はプロに任せた方が無難です!
というのも、和室の天井には凹凸が多いため、塗りムラや壁紙のヨレなどが起こりやすく、DIYで成功させるのは難しいでしょう。

◎壁紙張替えの費用相場

塗装の場合…6~12万円程度

壁紙を張る場合…4~12万円程度

※6畳での費用相場になります。

押し入れをクローゼットにする場合

「押入れが使いにくいので、クローゼットに変更したい」という方は非常に多いです。

日本古来の押入れは、布団を収納するには適していますが、布団以外の物を整理して収納するのには向いていません。

◎押し入れをクローゼットに変更する費用相場

20万円~50万円程度

収納の位置を変える、ウォークインクローゼットを作成するなど、
間取りの変更が必要となる大規模なリフォーム(リノベーション)は100万円~となります。

部屋全体をリフォームする場合

和室から洋室にリフォームする場合、畳をフローリングにリフォームするだけでなく、
壁や押入れなど全てまとめて『フルリフォーム』するという選択をするケースも多いです。
8畳の和室をフルリフォームする場合、平均して55万円〜90万円程度のリフォーム費用となります。

タイプ別リフォームの注意点

ここからは工事内容ごとに詳しい内容や、気を付けた方がいいポイントをご紹介していきます。

畳からフローリング

床材の変更工事では、畳を撤去してフローリング材を張るだけではなく、下地材の設置作業も行います。
たいていの畳の厚さが約40~50mmであることに対して、フローリングは12mm程度の厚みしかありません。
そのため、畳を剥がした後に下地木工事を行い、隣り合う部屋との段差を調整します。

さらに築年数が経っている住宅の和室では、畳の下に断熱材が入っていないケースもあります。
畳よりも冷えやすいフローリングへ張り替える場合、断熱材を追加する工事も行う可能性もあります。

なお、使用するフローリング材の強度や性能によって、フローリングの材料費が10万円前後変わりますので、機能と予算のバランスを考えながらフローリング材を選びましょう。

マンションの場合は防音性に注意

基本的にフローリングは、畳よりも防音・遮音性が劣ります。

マンションの和室の床をフローリング材へ変更する際は、防音性を確保するため、
必ず管理規約を確認しましょう。
大抵の集合住宅では「防音規定」やフローリングの「遮音等級」が決められています。

フローリング材には、遮音性を表す「L値(エルチ)」が定められており、
数値が小さいほど遮音性が高いフローリング材になります。

壁と天井のクロス張替え

壁や天井クロスのリフォームでは「m(メートル)単位」あるいは
「㎡(平方メートル)単位」で料金が変わるので、施工会社からの見積書をしっかりチェックしましょう!

天井と壁、および壁と床の継ぎ目には、巾木(はばき)や廻り縁(まわりぶち)で仕上げる工事も行われます。
巾木は見た目をよくするほか、掃除機や家具をぶつけにくくする役割を果たします。

真壁か大壁かをチェック

一戸建ての場合、和室と洋室の「壁」の構造が大きく異なる例が多く見られます。

床の間や欄間(らんま)などがある一戸建ての和室は、
「真壁(しんかべ)」と呼ばれる柱を露出させるタイプの壁であることが多いです。
対して、洋室の壁は「大壁(おおかべ)」と呼ばれる、柱を見えなくする仕様とするのが一般的です。

そのため、一戸建ての和室の壁を洋室風にする際には、耐火ボードを張る/壁の厚みを調整する、といった作業も必要になります。

一方マンションの和室の場合は、洋室と同じ「大壁」であるケースがほとんどのため、一戸建ての和室を洋室へリフォームする時に比べると工期も費用もかからずに済みます。

押し入れをクローゼットに

押し入れからクローゼットに変更する工事の内容としては、襖(ふすま)を撤去して扉材を取り付け、内側の仕切り材やハンガーパイプなどを設置する工事になります。

襖(ふすま)を残したまま、中に棚を追加する程度の簡易的なクローゼットであれば、
2~10万円ほどで施工可能です。
一方、収納スペースが幅広である場合や、ウォークインクローゼットにする際は、
予算として50万円位を想定しておくことをオススメします。

襖(ふすま)をドアに付け替え

和室の襖(ふすま)を、リビングなどにあるような洋風のドアに付け替える場合、
リフォーム費用は1ヶ所あたり3~22万円位です。

最も簡単な工事方法は、建具本体と敷居の交換のみの工事で完了する、引き戸への変更工事です。
開き戸に変更したい場合には、隣室や廊下との段差を埋める工事もプラスして行う必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
和室から洋室へのリフォームはメリットが沢山あります!
シンプルな造りだからこそ、住む人のライフスタイルに合わせ自在に変えられるのが洋室の良さです。
フルリフォームだけでなく、部分リフォームもありますのでご自身の予算や好みに合わせて検討してみてくださいね!

リフォームでキッチンを移動できる!リフォーム費用やメリット・デメリットをご紹介!

皆様こんにちは!茨城県筑西エリアを中心に「住まい」に関わる事を専門としリフォーム工事を行っている株式会社Ark Lab(アークラボ)です。

意外と多い「キッチンの使いづらさ」の悩み。
毎日使うからこそ、不便だとキッチンに立つことが億劫になってしまいますよね。

そこで今回の記事では、リフォームの1つであるキッチンの移動をする際にかかる費用、メリット・デメリットをご紹介します!

キッチンの移動ができるかの確認

まずはご自分のお家が、キッチンの移動ができる物件なのか確認をする必要があります。
キッチンの移動の可否を決める基準として主なものを2つご紹介しますね!

排水管や排気ダクト

キッチンの移動において重要になってくるのは、排水管や排気ダクトです。
住宅の構造上、この2つの配管移設工事が難しい場合は残念ながら移動することができません。
特に排水管は、水の流れを良くするために勾配をつけなければならないので、床下に十分なスペースが必要です。
近年では配管の自由度が比較的高めですが、古いお家はそうではない為、移動自体ができないことがあります。

マンション住まい

マンションなどの集合住宅は、排水管が共用となっているので好きなようにリフォームを行うことは難しいです。
マンションの構造的に、強度を考えられて設計されていることと、管理規約が定められていてそもそも配管移設工事ができない場合がありますので、管理人や業者に確認してみましょう。

キッチンを移動するメリット

キッチンを移動するメリットは何なのかが分からないと、リフォームする気にはなれませんよね。
いくつかピックアップしてまとめてみましたので、ご紹介します!

動線を広く確保でき、移動のムダが減る

毎日調理をする上で「動きにくい」「もう少し広かったらいいのに」と思ったことはありせんか?
キッチンの向きや場所を変えると、動線が広くなり、調理の効率化に繋がります。
ムダな動きが減ると時間が短縮されるので、キッチンに立つ時間が短くなり、その分他に時間を費やすことができます。
また、動きやすくなることから掃除やお手入れもしやすくなります。
毎日使うからこそ、なるべくストレスフリーでいきたいですよね!

家族の様子を見ながらキッチンに立てる

壁付きのキッチンから対面式キッチンにする場合は、キッチンに立っているときも家族とのコミュニケーションがとりやすくなります。
壁付きのキッチンだと1人で黙々と作業をすることになり、せっかくの家族との会話も途切れ途切れに…。
それでは少し寂しいですよね。
対面式キッチンにすると、家族の方を見ながら作業ができるので、会話が途切れることなく楽しく調理をすることができます。
特に、小さいお子様がいる場合は様子が分からないと、心配で作業に集中できなかったり、どうしても不安になってしまうと思うので対面式キッチンにするのはおすすめです!

お家の雰囲気がガラッと変わる

キッチンはある程度大きいスペースが必要となり、存在感がありますよね。
その為、場所や向きを変えただけでもお家の中の雰囲気がガラッと変わります。
バーテーブルを設置してオシャレな空間で食事をすることもできますし、ダイニングやリビングも、今までのイメージとはまた少し違った模様替えをするきっかけになります。
長い期間同じお家で生活をしていると飽きることもあると思いますが、リフォームをすることで同じお家でも新鮮な気持ちで生活ができるようになります!

キッチンを移動するデメリット

様々なメリットをご紹介してきましたが、キッチンの移動にはデメリットも存在します。
メリットとデメリットを比べ、ご自分のお家にはリフォームが必要なのかどうかを考えてみましょう!

工事費用が高額

デメリットとして1番多く挙げられるのが、工事費用が高額という所です。
決して気軽にできる金額ではない為、なかなかキッチンのリフォームを決心できないという方は少なくないと思います。
キッチンの悩みによる日々の苦労やストレス、メリットとデメリットを良く考えて、後悔のない選択をするようにしましょう!

調理の音が大きく感じる

キッチンを移動させると調理の音や水の音などが響きやすくなり、
リビングに近いと、どうしてもそちらに音が流れてしまいます。
今まではそんなことが無かったのに、食材を炒める音や食器を洗う音が気になったり、テレビの音が聞こえづらくなったりする可能性があります。

リビングや通路が狭くなる可能性がある

キッチン本体の大きさが変わらなくても、キッチンにスペースをとられ通路が狭くなる場合があります。
また、対面式やアイランド型のものにするとキッチンがリビング側に飛び出し、リビングが狭くなってしまうケースもあるので注意が必要です。
事前にシミュレーションを行うことで、こういったことを防ぐことができるので着工に移る前に家族やリフォーム会社にじっくりと相談して決めましょう!

キッチンの移動にかかるリフォームの費用相場

キッチンの移動にかかる費用が大体どのくらいなのか、
分からない方もいらっしゃると思いますので費用相場をご紹介しますね。
ぜひご参考にしてください!

全体費用

全体の費用としては大体このようになっております。

今使っているキッチンの移動→20万~70万円程度
キッチンの新調と移動→100万~200万円程度
別の階への移動→90万~250万円程度
(別の階へ移す際は真上、もしくは真下に移動すると金額を抑えられる場合があります。)

費用内訳

「キッチンを移動するだけなのに意外と高いな…。」と思った方もいるのではないでしょうか?

実はキッチンの移動のリフォームには配管や配線だけでなく、内装の工事などが必要となってくる為どうしても高くなってしまうのです。
内容としては、以下になります。

内装工事→5万~25万円程度
排水管や排気ダクト、電気やガスなどの工事→15万~35万円程度
お部屋の養生や廃材処分費→10万~50万円程度

ご紹介した全体費用、費用内訳はどちらも目安となっているので、工事をする際はリフォーム会社にしっかりと確認してくださいね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はリフォームの1つであるキッチンの移動にかかる費用やメリット・デメリットをご紹介してきました。

1日の中でもキッチンに立つ時間は意外と長いです。
その時間も、大切な家族との会話を楽しみながらできるものになるといいですよね!

キッチンの使いづらさでの悩みを感じていた方は、この記事を参考に検討してみてくださいね!

リフォームと建て替えはどっちがお得?判断を迷ったときに役立つ違いや費用をご紹介!

皆様こんにちは!茨城県筑西エリアを中心に「住まい」に関わる事を専門としリフォーム工事を行っている株式会社Ark Lab(アークラボ)です。

経年劣化や家族の構成変化によって、マイホームの改修が必要になった。
そんな時選択を迫られるのが、「リフォーム」か「建て替え」かです。
この記事ではリフォーム、建て替え双方のメリットやデメリット、判断基準や大まかな費用についてご紹介していきます。

どちらがご自身にとってお得な選択なのか一緒に確認してみましょう!

リフォームと建て替えの違い

まず「リフォーム」と「建て替え」の違いについてご説明します。
ざっくりと「リフォーム」は今あるお家の一部分を修繕・改築する、「建て替え」は今あるお家を取り壊し、新たに家を建てるなどのイメージがあると思います。

リフォームとは

既存の基礎部分は残して、部分的に改築、修繕、増築などを行い、新築同様の状態に戻すことを指します。
水廻りや、屋根・外壁のみといった部分リフォームや、目に見えるものをすべて新しくするフルリフォームなど、改修範囲は人それぞれで様々です。
また、最近人気を集めているマンション内部をすべて解体撤去してコンクリートの状態にしてから、新しく内部を造り直す「リノベーション」もリフォームの一種とされることもあります。

建て替えとは

既存の住宅を、基礎部分から取り壊して、新たにゼロから住宅を建築することを指します。
実はすべての住宅が建て替え可能ではなく、「建築基準法で定められた幅員(幅)4m以上の道路に2m以上接した土地でなければ、原則として建て替えができない」など、さまざまな制約がありますので、ご自身の住宅が「再建築不可物件」か否かのチェックを最初に行うようにしましょう。

リフォームのメリット・デメリット

リフォームについては上記でご説明した通り、既存の基礎部分を残し、部分的に改築・増築・修繕などを行います。そのリフォームについてのメリット、デメリットについてこの章ではご紹介していきます。

メリット

リフォームでは既存の基礎部分を残し、一部分に手を加える事で様々なメリットが存在します。

1.建て替えに比べコストが安く、税金が軽減される

一般的な住宅の建て替え費用相場は1,500~2,500万円程度とされていますが、
リフォームは部分的であれば200~300万円、全面リフォームでも1,000万円以内におさまる事例も!

さらに、リフォームであれば不動産取得税や固定資産税などの税金が減額される可能性が高いのです。
リフォーム、建て替えどちらにしても、これらの税金が発生することには変わりありません。
税金を抑えたいのであれば、リフォームを視野に入れてみてはいかがでしょうか?

2.今のお家のまま必要な箇所だけ改修できる

経年劣化したからといって愛着のある我が家が跡形もなく無くなってしまうのは寂しいものですよね。

リフォームでは今のお家のまま改修が必要な場所だけ工事を行い、
大切なお家に快適さを取り入れることができます。

3.住みながら工事が行え、期間が短い

リフォームはお家を解体する必要がないため、建て替えに比べ工事期間が短いのもメリットです。
また、リフォームするお家に住みながら工事を進められるケースもあります。
この場合、仮住まいへ一時的に引越しする必要が無くなるので施主様のご負担も減ります。

デメリット

これだけリフォームのメリットをご紹介してきましたが、メリットだけではなく、リフォームにはリフォームなりのデメリットというものが存在します。

間取りなどの大掛かりな改修ができない

デメリットとしては、既存の基礎部分を残しての改修となるので間取りを大きく変更するなどの構造自体の変更は出来ません。

建て替えのメリット・デメリット

リフォームでは実現しにくい改修を希望している場合は、建て替えを選択することになりますが、その時に備えて建て替えのメリット・デメリットも知っておきましょう!

メリット

構造自体も一から自分たちの好きに決められるので、自由度が高いのがメリットといえます。

1.全く新しいお家に住める

ゼロの状態から建てた新築住宅は、やはり心が躍るものです。
自分たちのこだわりやトレンド、快適さを取り入れたお気に入りの住宅であればなおさらです。
新しい家族構成に合わせて、いちからお家づくりができるのも建て替えにしかないメリットですね!

2.最新の耐震性・耐久性を取り入れられる

築年数がある程度経った家は、どうしても耐震や断熱、バリアフリーなどの基本性能が低いことが多いです。
そのため、耐震化やバリアフリー化などを取り入れたい場合はリフォームよりも建て替えてしまったほうが良い傾向があります。

デメリット

新築住宅は心がウキウキするものですが、建て替えにもデメリットは存在します。
デメリットも踏まえたうえで、リフォームか建て替えかどちらがベストなのかを検討してみましょう。

1.完成までの期間が長い

建て替えの場合、新築住宅と同様に建設会社選びや設計にかかる打ち合わせ、登記登録などの各種手続き、といった様々な手間がかかります。
元々あった家の工事であるにもかかわらず、完成までの期間が長いのがデメリットとなります。

2.引越し作業が2回必要になる

今住んでいる家を一度壊すとなれば、当然仮住まいを見つけて引っ越しをする必要が出てきます。
建て替えが終了すれば、さらにもう一度引っ越ししなければいけません。
リフォームもスケルトンリフォームであれば引越しが2度必要になりますが、建て替えとなると絶対に退去しなければならないため、手間や引っ越し費用、仮住まいの家賃とさまざまなものが必要になります。

判断基準は?

リフォームにするか、建て替えにするかの判断基準は非常に難しいところですが、その中でも判断基準となりうる3つのポイントをご紹介します。

間取りの変更が必要かどうか

お家の改修を考えた際に、今の間取りから変更が必要かどうかがリフォームにするか、建て替えにするかの判断基準の一つになります。
既存の基礎部分を残して改修する「リフォーム」だと間取りの変更は構造上難しい場合もあります。

築年数による劣化や、耐震性・耐久性の見直しが必要かどうか

築年数によっては、耐震性や耐久性などが低いことがあり、見直しが必要な場合があります。
以下のような改修をしたい方には、建て替えがおすすめです。
・耐震化
・断熱化
・バリアフリー化
・省エネルギー化

コスト

リフォームか建て替えかで悩む大きな要因といえば、やはりコストではないでしょうか。
一般的にはリフォームよりも建て替えの方が費用もかさみますが、建築物やリフォーム方法によってはかえってリフォーム費用やランニングコストが高くつく可能性があります。
そのようなことがないように一度リフォームと建て替えの両方を検討して、トータルコストを比較してみましょう。大体の費用感がわかってくるはずです。リフォーム費用が建て替え費用の70%を超えてくる場合、建て替えをおすすめしている業者も存在します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
リフォームにも建て替えにもメリット・デメリットの両方があります。
ご自身の家族構成やライフスタイル、費用に合わせ最適な選択ができるようこの記事を参考に検討してみてくださいね!